無意識にとる姿勢が治療の参考になっている

こんにちは。すずき鍼灸接骨院です。

今日は、皆さんが常日頃とっている姿勢について

お話させて頂きたいとおもいます。

 

皆さんは仕事や勉強で机に向かっている時、通勤通学で電車に

乗っている時、ソファーに座ってくつろいでいる時どんな姿勢を

とっていますか?

 

実は普段無意識のうちにとっている姿勢からその人の悪い箇所が

わかってしまうこともあるんです。

楽だからという理由で足を組んで座ったり、壁に寄りかかって立ったり

している方も多いのではないかと思うのですが、楽な姿勢を選択するというのは

言い換えれば不快感から逃れているということなんですよね。

不快感イコール痛みやコリ、つまり無意識にとる姿勢は痛みや

コリから逃れようという姿勢なのです。

 

「短縮痛」という概念があるのですが、短縮痛とは悪い筋肉は筋長が短くなる

つまり収縮することにより痛みを生じることが知られています。

逆に痛みやコリがある筋をストレッチして少し伸ばすことにより

痛みが抑制され楽になります。

人間の悪い筋は収縮すると痛みを生じ、伸ばすと痛みが軽減するという

特徴をもっています。

したがって誰でも本能的に悪い筋肉の短縮を避ける姿勢をとってしまうのです。

 

長時間のVDT作業後に首を横にかしげるようにしてしてみたり、椅子の

背もたれにもたれかかったり、足を組んで斜めに座わったり、これらすべて

痛いもしくはこっている筋肉をのばして楽な姿勢を選んでいるのかもしれません。

 

私を含め治療家の多くは問診する前の患者さんの歩き方、立ち方、座り方を

なにげなく観察して無意識時にとる姿勢や動作で、悪い部位を特定していく

参考にしています。

 

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