生理痛緩和はお腹と腰にお灸!

こんにちは。すずき鍼灸接骨院です。

 

今回は女性の患者さんからよく相談される『生理痛』の自宅でもできる、

緩和方法をお伝えしたいとおもいます。

 

雑誌やインターネットで生理痛に効果的なツボ押しや、カイロ等で

お腹を温める方法がよく紹介されているのを目にしますが、私のオススメは

隔物灸(かくぶつきゅう)です!

隔物灸とはもぐさを直接皮膚の上で燃焼させないで、もぐさと皮膚の間に物を置いて

施灸する方法です。

生姜、ニンニク、味噌、塩などを皮膚の上に置きその上にもぐさをのせます。

中でも好評なのが生姜で、私も隔物灸をされるなら生姜のお灸が一番好きです。

 

生姜の効果といえば身体を温めるとか、滋養強壮、殺菌作用等々…

これらの効果とお灸の効果を合わせて相乗効果を期待します。

 

もぐさは当院でお分けする事もできますが、薬局で売っている店もありますし、

最近ではインターネットでも購入することができます。

ちなみに隔物灸は安いもぐさで充分効果を得られます。

(もぐさにはランクがありますが、隔物灸の場合は下のランクで値段の安い物

で大丈夫です。)

生姜の皮は残したままでも良いので5㎜位の厚さにスライスしたものが適しています。

スライスした生姜を皮膚の上にのせ、生姜の上に縁からはみ出ない程度の大きさ

(縁は3㎜程度残して)のもぐさを軽くこねて円錐形のような形にしてのせます。

 

お灸する部位はおへそ周辺や下腹部、腰から仙骨部のあたりを中心に少しずつ

ずらしながら生姜も時々交換して施灸するのが良いかと思います。

一人暮らしの方は下腹部だけでもやっていただければポカポカして

気持ちがいいと思います。

 

注意点としてはもぐさが施灸中に転がり落ちないように円錐形にして

土台をつくり生姜にしっかり密着させることと、熱いと感じた時点で

無理をしないですぐに生姜ごと外すということです。

 

このお灸は生理痛だけでなく、冷え性の改善や胃腸に元気がない時などに

やっていただいても効果的です。

 

当院では生姜を用意しておりませんので、隔物灸とは違う方法のお灸で

生理痛、逆子、冷え性などの施術を行っております。

 

なかでも逆子にお灸?

と思われるかもしれませんが、早い段階であれば非常に効果的かつ

安全な治療法なのでオススメです。

 

隔物灸の方法を詳しく知りたい方や実際にお灸の施術をしてみたい

という方は是非連絡くださいね。

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