こんにちは。すずき鍼灸接骨院です。
最近、4月とはおもえないような暑さになったと思ったら、次の日は急に
10度くらい気温が下がったりで体調管理を気を付けたいところですね。
さて今回は鍼灸治療院なのにテカリと黒ずみのお話をさせていただきます。
なぜかと言うと、意外にもテカリや黒ずみが筋肉が関与する場合もある
からなんです。
顔のテカリの原因として保湿不足、ホルモンバランス、体質などがあげられます。
この他にも実はストレスを抱えているとテカリやすくなることがわかっています。
ではなぜストレスでテカリ⁇
手のひらや足の裏以外の毛穴には脂を分泌する皮脂腺という物があり
皮脂腺から毛穴の中に脂を押し出すのは立毛筋という筋肉です。
(立毛筋は不随意筋なので内蔵や血管と同じで自分の意志で動かすことはできません。)
立毛筋が収縮すると皮脂腺も縮み脂が毛穴に押し出され、次いで
脂は毛穴から皮膚表面へとしみ出ます。
立毛筋の緊張は交感神経の緊張によっておこります。
交感神経の緊張はストレスが溜まる事によりおこります。
したがってストレスがたまる→交感神経が緊張する→立毛筋が緊張し収縮する
→毛穴に脂が出てくるということになります。
ですから、朝起きたら顔が脂だらけという方はストレスがたまっているのかも
しれません。
そしてストレスが続いていつも脂が出ていると、脂が毛穴のところにたまって
その脂が酸化し黒くなり黒いブツブツ現象が現れるというわけです。
この現象は顔に限らず、肩こりなどの凝りがきつい場所や痛むことが多い場所等でも起こり、
消毒時に綿花で拭くと脂がいっぱいだったり毛穴に黒いブツブツ現象が起きていたり
することもあります。
なので、治療の際患者さんの訴えを聞いたり検査する事も大事ですが、肌の状態を観察し
その部位に何が起きているのかを考えながら治療を進めていくことも大切になってきます。