五(四)十肩の治療法とホームケア

こんにちはすずき鍼灸接骨院です。久しぶりのブログ更新になってしまいました…

8月も後半になりますが、涼しくなる気配すら感じないのは私だけでしょうか?

 

ところでなぜなのかまったくわからないですが、最近当院は五(四)十肩の患者さん

が多いんです。

季節など関係ない疾患だと思いますが、なんででしょうね?

 

病院で注射をしてもらっている方から他の接骨院でリハビリをしている方など

様々ですが、なかなかすぐに結果が出ないようで皆さん苦しんでおられます。

ただでさえこの暑さで寝苦しいのに、肩の痛みでより一層寝付けない

とおっしゃる方も少なくありません。

以前のブログにも書かせて頂いたことがあるのですが

五(四)十肩といっても症状は皆さん一緒ではありません。

 

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四十肩・五十肩

夜になるとうずいて眠れない方、夜眠ることはできてもシャツの脱ぎ着が困難な方

つり革もつかめないほど腕があがらない方等々…

訴える症状はさまざまです。

これはなぜかというと五(四)十肩には急性期と慢性期があり、

はっきりとしたことは分かっていませんが、急性期は強い炎症が起こっている為に

夜じっとしていてもズキズキ痛んでしまうと考えられます。

慢性期では炎症が収まり夜痛むこともなくなってきますが、組織の修復ができて

いないため動かした時の痛みは依然として残ります。

 

治療法としては急性期の場合、強いマッサージや無理矢理動かすなどの強刺激を

加えてしまうと、余計にズキズキして夜眠れなくなってしまうので炎症を抑える

ような鍼治療を重点的に行います。自宅での運動も可動範囲内で無理のない運動を

毎日継続していただき、それでもズキズキする時は軽く冷やしてもらいます。

 

慢性期に入り炎症症状が落ち着いたら、組織の修復を促す鍼や関節の可動範囲を

広げていく治療法に変えていきます。炎症が落ち着いてくれば関節の周辺を

ほぐすような手技を加えても、若干無理をして肩関節を動かす運動も可能に

なってくるので、自宅でもできる限り大きくたくさん肩関節を動かすようにしてもらいます。

 

五(四)十肩は50%の人がなると言われています、しかし痛み止めや湿布で

ごまかしている方も多いようなので、すぐに治すことは難しいのですが

症状の改善が早くなりますから、しっかり治療をすることをオススメします。

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