首が悪い人の症状は肩こり・首こり・頭痛だけではありません。

こんにちはすずき鍼灸接骨院です。

 

「肩がこる」「目が疲れる」「頭が痛い」「吐き気がする」

毎日のようにこの様な症状を訴える患者さんが治療にいらっしゃいます。

私はパソコンとにらめっこの仕事ではないので、おかげで肩こり等は

あまり感じた事はありません。

しかし私のようにデスクワークではない方でも、

最近は流行りの『スマホ首』で目、肩、頭の症状で悩まされる方が増えています。

しかも、10代や20代の若い世代にも多くなってきているというのが実感です。

 

腰についても同じ事が言えるのですが、首が悪くなってしまった方は色々な症状を訴えます。

しかも、首が悪いのに首以外の場所に症状が出ることが珍しくありません。

今回はこんな症状がある場合は、首が原因になっているかも?という

症状を思いつく限りあげてみたいと思います。

 

 

首こり・肩こり

ひどくなると炎症をおこして寝違えのように首がまわらなくなる事もあります。

頭痛

首や肩の筋肉がこり、頭を引っ張ってしまうため。

吐き気

こり過ぎると、もどしてしまうかたもいます。

眼精疲労・めまい

変形性頚椎症などでみられる症状です。

奥歯の痛み

虫歯でもないのに、奥歯が腫れて痛むことがあります。

歯医者さんに「歯に異常はないから首と肩のこりが原因だよ」

と言われてから当院にいらっしゃるかたもいます。

首肩が原因で奥歯に症状が出るのはそれほど珍しい事ではありません。

しびれ

特に腕や指先が多い、顔がしびれたり稀に足がしびれる事もあります。

しかし、手のしびれは肘部管症候群や手根管症候群、ギヨン管症候群等

肘や手首が原因となってしびれている可能性もあり首が原因でないこともあります。

また、顔がしびれる場合や手と足両方しびれる場合は、脳梗塞、脳出血等悩の病気

が考えられるので、まずは悩の検査を受けたほうが良いかもしれません。

背中の痛み

背中といっても肩甲骨の周辺に出やすく、むしろ腰に近い下の背中の方が痛む場合は、

首とは違う原因も考えられます。

特に肩甲骨の内側(肩甲骨と背骨の間)に痛みを訴える方が多いです。

胸の痛みやコリ

鎖骨の下あたりに痛みやコリが出る事もあります。

握力低下

頚椎症でおこることもあり。

巧緻運動障害(こうちうんどうしょうがい)

お箸を使いにくい、ボタンを留めづらいなど細かい作業が困難になる。

腕があがらない等の麻痺症状が出る場合も。

歩行障害・尿失禁

病状が悪化していくとこの様な症状が出る場合もあります。

 

首が悪い患者さんは首・肩・背中・腕などの上半身に症状が出現する方がほとんどですが、

稀に下半身にまで症状が及んでしまう方もいます。

 

首という場所は長時間同姿勢で頭を支えていられるようにはできていません。

それでもデスクワークだから無理だという方は、パソコンのモニターの高さをあげて目線が

下がらないようにするとか、1時間に1回くらいは大きく体を動かす体操をするなどして

対策していただけたらと思います。

20~30代の方でも首の軟骨がすり減ったり、骨が変形してしまったりと

老化現象のような症状があらわれる方もいますから、すぐにスマホを見てしまうという方は

手遅れになる前にくれぐれもお気を付けくださいね。

 

関連記事

  1. 美容鍼はじめてみませんか?

  2. 歪んでない人なんているの?

  3. 五(四)十肩の治療法とホームケア

  4. 生理痛緩和はお腹と腰にお灸!

  5. 肩甲骨の内側に痛み

  6. 46歳中年男性、夜中に足がつる。